2009年07月08日

六ヶ所問題

IMG_0278.jpg

今、仕事で青森に来てます。
皆さんは六ヶ所という言葉を聞いたことがありますか?
青森県上北郡六ヶ所村。
下北半島の付け根に位置するこの場所に、他人事では済まされない大きな問題があります。

日本全国の原子力発電所で燃やされた使用済み核燃料を集め、その中から残ったウランとプルトニウムを取り出し、新たな燃料を作り出す六ヶ所再処理工場があります。
ただこれだけを聞くと、リサイクルするのだからいいことでは??
と思いますが、この過程には様々な問題があり、様々な人達が反対運動を起こして戦っています。

この使用済みの核燃料を再処理する際に微量に出る放射能。
それぞれ気体は高さ150mの排気塔から大気中に、液体は太平洋の沖合3km、水深44mにひかれた放水管から海中に流されます。
よ〜するに垂れ流しです。
この問題について運営する日本原燃は、薄まるから問題はないとしています。
それって本当に大丈夫なんでしょうか??
2009年7月の時点で再処理工場は試験運転を行なっている状態ですが、これが本格稼動になった場合、
通常の原子力発電所1基の年間排出量に匹敵する量を、六ヶ所再処理工場が1日で排出することも事実なんです。


そして聞き捨てならないのは、
「 人間は海水を飲まないから大丈夫 」
ということを日本原燃は言ってます。
僕らサーファーにとって、海の水は毎回必ず飲み込んでしまうもの。
この海に垂れ流された放射能は、六ヶ所から太平洋に流れて希釈する。としていますが、
当然のことながら本州三陸沖には親潮が流れています。
この親潮に乗って南下するため、六ヶ所から流れ出た放射能の溶けにくい部分は三陸から関東まで滞留するという説もあり、
東北のサーファーだけの問題ではないのです。

その他、莫大な建設費、稼動維持費。
再処理した燃料の行き場。
英・仏の再処理工場周辺では小児白血病が多発。
と、様々な問題があります。
悪い部分だけ見ると沢山の問題が上がってきますが、逆の問題もあり、
国として、温室効果ガスを出さずにエネルギーを作り出す原子力発電が必要であること。
もう作り上げてしまった工場設備。
工場の稼動を止めた際に起こりうる雇用の問題。

僕の勉強不足な部分もあるので、もっと深く複雑な事情があるんでしょうが、
ただ単に止めればいいじゃん?ってわけにもいかないみたいです。

でも、最終的にいったい何が一番大事なのか?
それを考えれば、おのずと答えは出てくると思うのですが。

ウィキペディアを見る限りでは、本格始動は2009年8月となっています。
少なからずとも自然と隣りあわせで生きている僕らは、この問題を向き合わなければいけない。
そう思います。

僕の文章では伝わりずらい部分が多々ありますんで、
Patagoniaのホームページなど見てみてください。
非常にわかりやすいです。

Patagonia
六ヶ所再処理工場 − いま、私たちが知るべきこと



六ヶ所村核燃料再処理事業反対運動


止めよう!六ヶ所再処理工場
posted by syoddy at 23:51| 宮城 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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