2007年09月27日

時代の流れ

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シーズンインまであと2ヶ月というのに、ショッキングな事を聞いた。


パウダーを求めて各地からジャンキーが集まる、岩手県の八幡平スキー場が今シーズンで営業を終了する可能性があるらしい。
八幡平は初めて岩手に篭もった時に知り、あまりの豪雪と地形の豊富さに驚いた。
深いパウダーを食い散らかしたし、デカい雪庇から落ちた。
フィルミングもした。
年越しを素晴らしい仲間達と山頂小屋で過ごした。
このような愛すべきスキー場が無くなってしまうのは非常に悲しい現実。



経営悪化。
この一言で片付けられてしまうのは納得がいかないが、
我々の力ではどーにもならないのも現実。


澄川も例外ではない。
儲かっているという話は聞いた事がない。
僕らが出来る事はなんだろう?


経営側は、引き受け先が見つからなくてもスキー場は存続する。
と言っているが、先は見えない。
大企業様!頼む!買ってくれ!
posted by syoddy at 21:26| 宮城 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | スノーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

3年目

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無事、山から下りてきたけど、
マズいもん見ちゃったかもしれない…


まあ山はさておき、ポストを見ると、
すみかわから郵便物。
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シーズン券申し込みの季節ですね。
35000円用意しなくちゃ…
車検もあるし…
金ねぇ〜。
posted by syoddy at 23:31| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スノーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月21日

東北縦走

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またまた旅に出てきます。
東北を代表する山。「 飯豊山 」

1泊じゃ帰ってこれないので、この3連休を使って。
しかも今回はテントで2泊。
ど〜なることやら…
posted by syoddy at 22:16| 宮城 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 山岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月19日

北アルプス 4日目 別れ

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30分ほど奥穂高の大パノラマを満喫し、次は前穂高岳へ。
ここがこの縦走路の最終地であり、旅の最後でもある。

前穂までの道は吊り尾根と呼ばれ、文字通り細い尾根の下にぶら下がるように登山道がある。
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これまたなかなかの切れ落ちっぷりで、常に右側は上高地に吸い込まれるような崖。
でも、ほとんど標高の変化がないので楽だ。
2時間ほど前穂高までの雲上散歩を楽しむ。


午前11時。
紀美子平と呼ばれる前穂高への分岐に到着。
前穂高に登った後、またここに戻ってくるのでバックパックを置き、
落石の多い前穂高へのルートを登り始める。
これも落石だらけの登りで、なんとも気が抜けない道。
いい加減慣れたが、もう少し安堵感が欲しいところ。
そして暑い。
今日はここ一番晴れていて、夏の日差しが焼けた肌に突き刺さる。
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分岐から40分ほど登ると、標高3090m「 前穂高岳 」に到着。
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槍ヶ岳 〜 大喰岳 〜 中岳 〜 南岳 〜 北穂高岳 〜 涸沢岳 〜 奥穂高岳 〜 前穂高岳
西穂高を除く、槍〜穂高縦走の制覇だ。
大きな達成感と、終わってしまったという感の寂しさ。
そんないくつかの想いを抱きながら、北アルプス最後の景色に見入っていた。




するとなにやら頂上が騒がしい。
よく見ると、地図には登山道として記されていない岩尾根から、
数人のパーティーが登って、この前穂高岳山頂に向かって来ている。
クライマーのグループだ。
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一体どこを降りて、どっから登って来るのか想像も出来ない動きで、
彼らは進んできた。
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鎖もなければハシゴもなく、人1人が立っているのもやっとというような尾根。
命綱のザイル1本で、スイスイ進むのは圧巻。
確かに岩登りの醍醐味はわかるが、ここまでハードだとどうだろう?
山に癒しより達成感を求める人には向いているかもしれないな。



この前穂高岳を最後に、僕らは3000mの世界から下界へ標高を下げ始めた。
また必ず来る。
そう言い放って、目の前に広がる景色に別れを告げた。
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上高地まであと4時間。
現在地3000m。
そう、わずか4時間で1500mも下るのだ。
これはキツい。
僕は下りが嫌いだ。
一歩一歩、足に負担が来る。
ひたすらスクワットをやっているのと同じである。
そしてちょっとでも油断していると、滑ってマクられる。
下りなら1500m登る方がましだ。
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ふと振り返ると3000mの稜線があんなに上に。
さようなら。という想いが次第に強まっていく。

しかし暑い。
2000mを過ぎたあたりから、上ではほとんど掻かなかった汗が
どっと出始め、体力を奪われる。
気温は標高100m毎に0.6℃変わる。
単純に6℃上がっているのだ。暑いわけだ。

そんなグッタリしていたところに現れたのが天然クーラー。
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これがなんとも不思議で、岩の隙間から冷たい風が心地よく噴出している。
多分、下に雪解け水が流れていて、空気が流れているのだと思われる。
長く居ると風邪をひきそうな位だ。
上高地まであとわずかという場所にあるこの場所だが、
大勢の人が、流れ落ちる汗を拭きながら体を休めていた。



そして15時。
岳沢の長い登山道を抜け、明神池をかすめ、上高地に降り立った。
相方と握手を交わす。
「 お疲れ 」

無事に降りてきたという想いが、まず一番だった。
上高地のシンボル「 河童橋 」は、
4日前には考えられなかった沢山の観光客でごった返していて、
とてもその場には居られないくらい。
河童橋を一気に突っ切り、
河童食堂で名物の「 山賊定食 」を食らう。
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昼飯を食わずに歩いてきた僕らは、この地鶏のから揚げにがっつく。
これでもかというくらいに腹を満たし、しばし上高地を眺めていた。



ああ、帰ってきたんだな。



その後、バスターミナルから松本へ。
グッタリ疲れていて、いつでも寝れるはずなのに、
ずっとバスの窓に映る景色を見ていた。

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本日の移動距離
7.5キロ。

総距離
31.6キロ。



僕らは無事に帰ってきた。
失敗もなく、天気にも恵まれ、タイムスケジュール、ルートファインディングも完璧だった。
暇さえあれば会議をして、作戦を練ってきた甲斐があった。
そして、おそらく日本で一番である山に出会い、体で感じた。
ここに長々と旅の印を書いているが、僕らが見てきたもの、感じた事、
10分の1も伝わってないと思う。
僕の文章力と写真のせいもあるが、こればっかりは難しい。


こんなにも素晴らしい夏の思い出は何年ぶりだろう?
思い出しても思い返せない。

槍沢ロッジで暗闇の中、一緒に星を眺め、語ったおばさん。
槍ヶ岳を目指して登っていた優しい笑顔のおじいさんと娘さん。
槍沢で一緒に吠えたおじさん。
槍の山頂で僕らを撮ってくれたインチキ巨匠カメラマン。
中岳で出会った、大キレットを越えてきたという親子。
南岳小屋で語ったクライマーのおじさん。
大キレット越えを共にした俳優バリのイケメンじいさん。
僕らに野営を勧めてきたカメラマン。
ビールを頂き、一緒に笑い、語った熱いスキーヤーのおじさんと奥さん。
岩の上で寝てた僕らに語りかけてきた、若い兄さん。


この旅で出会った人達、そして共に歩いた相方に心から感謝。
皆、素晴らしい笑顔だった。
思い出す人はみんな笑顔でしか思い出せない。



また行こう。
まだまだ山という遊びは深く面白い。
この感動を少しでも伝えたい。
そして長々とこんな放浪記を読んでくれたあなたにも感謝。
ありがとう。
posted by syoddy at 01:29| 宮城 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 北アルプスを終えて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

北アルプス 4日目 穂高に立つ

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昨日の星空があまりにも綺麗だったから、少々寝不足気味。
でもそんな寝不足も清々しい朝日が癒してくれる。
こうやって北アルプスの朝日を浴びながら朝を迎えるのも、
今日が最後なんだと考えると寂しい。

テントを吹き飛ばされた僕らは、岩の上で目を覚ました。
昨日、一時はどうなるかと思ったが、何事もなく朝を迎えられた。

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今日も快晴。
結局安定した太平洋高気圧のおかげで、南岳小屋の夜以外は終始晴れ。
北アルプスデビューの僕らは非常に恵まれていた。
4日も山中にいて、ここまでの晴れが続くのは、なかなかない。
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昨日、穂高岳山荘でのんびりステイしてしまった僕らの今日の行程は、
当初の予定より2時間ほど増えている。
松本発21時40分のバスに乗らなければならない。
その為には松本市内に最低21時。
上高地からの松本へのバスの時刻が不鮮明だったので、
上高地へは15時前後には着いていたかった。
しかも今日は奥穂、前穂を経て標高差1500mを下らなければならない。
なかなかのハードっぷり。


午前7時。
穂高岳山荘を後にする。
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パッキングを終え、目の前の垂直岩を登り始める。
奥穂高岳山頂への登りだ。
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朝っぱらから鎖を掴んで垂直上昇も、なかなか手馴れたもんだ。
あまり恐怖感がない。


そんな岩場を登ること30分。
北アルプス最高峰。
富士山、北岳に次ぐ日本第3位の標高である奥穂高岳に立つ。
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標高3190m。

ここの景色はまたとんでもないものだった。
朝早く、まだ気温が上昇する前だったせいもあるが、360度の景色がハッキリと強いコントラストで映し出されていた。
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南アルプス、御岳山、乗鞍岳、前穂高、焼岳、富士山。
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そして僕らが歩いてきた道、槍ヶ岳、大キレット、北穂高岳、涸沢岳。
後ろには西穂高岳、西穂高への縦走路にある巨大岩ジャンダルム、
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(良く見ると人が立っている…)
この奥穂〜西穂間というのは、これまたハードなルートで、地図上に登山道の表記がない。
登山道とは呼べない道なのである。
来年はここに挑みたい。
そしてこの岩に立ちたい。
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写真にはないが、北アルプス北部、黒部立山、剣岳、鹿島槍、白馬岳、水晶岳、常念岳、笠ヶ岳。
そして上高地。
360度、全てが欲しいままだった。



今まで、うるさいくらいに色々な景色を最高だと書いてきたが、
僕の中でこの奥穂の景色は、この旅で一番の画だった。

この日はまだまだ長い。
次は槍穂高縦走路 最終地 前穂高岳へ向かう。


posted by syoddy at 00:43| 宮城 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 北アルプスを終えて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月14日

冬近し

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ようやく購入。
おせぇ〜ってばよ。

やっぱね、ココに住んでるとね、東北色が強いこの作品からかなと。

今から見ま〜す。



こうやってDVD見始めると、段々と冬が近づいて来ている感じがする。
でもココんとこサーフィンやら登山やら、冬はチトきつい系の遊びが
出来なくなると思うと、もうちょっと冬は遅れて来てもい〜かな?
なんて思うくらい、オフシーズンを満喫してる今日この頃なのです。
posted by syoddy at 23:08| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | スノーボード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月13日

ヴィンテージ

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今年、乗る板です。
2000円で入手。

BURTON モデル名 不明
80年代後半〜90年代前半の物じゃないかと…?
わかる人いたら教えて下さい。

しかしど〜すか?この現代にないグラフィックとスタンスの狭さ!
頑張っても50cmかな〜。
しかもテールはド直角。
ノーズはFISHみたいな形だけど、全体的にはローテクっぽい。



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んで、昔のバインのホールがこんなもんだから、
ど〜すっかなぁ〜と悩んでる最中。
なんとか近代4×4を付けてみせます。
冬までには公開!こうご期待。
乗れなかったらオブジェにすっかな…
posted by syoddy at 20:13| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アイテム達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

台風一過

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今日は昨日よかサイズダウンしてんべぇ〜。
とまあ海に向かってみるものの、頭!頭!
時折、頭半…

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がっぽり水飲んできました…
でも1本、グーフィーでアウトからインまで乗れた!
スノーボードしてんのかと思ったっけ。
ディープパウダー。

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サーフィンはおっかないけど、乗れるとおもろい。
当たり前か…


で、上がっての〜んびりしてると、
ビーチにただものじゃないオーラを放ったお方が。

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まるで伯爵。
キャビアでも食ってそう。

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ど〜すか?!この存在感。
posted by syoddy at 20:47| 宮城 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | サーフのこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月08日

八戸代表

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台風も去って、波も落ち着いた。
今日はけっこう乗れたぞ。
明日も良さそう!

最近の車はこればっか。入れっぱなし。
メロウなレゲエは癒されます。
東北最高。
posted by syoddy at 20:26| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月07日

宴の友

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10年ぶりにギター復活。
ZO-3だけどね。

僕らは冬でも夏でも、トリップ先では野営がほとんど。
場所さえあれば、雪が積もっていようがテントを張る。
3人で入りゃ意外にも暖かい。
夜は外で食事を作ったりするわけだから当然酒が入ってくるわけです。
そーなるとおっさん達はアカペラで思い思いに歌いだすわけで。


で、伴奏が必要かな?と。

冬に向けて楽曲練習中っす。
posted by syoddy at 22:56| 宮城 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月04日

模様替え

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秋なんでね。
ガラっと変えてみましたよ。
おまけに訪れた人も楽しめるアンケートコーナーも設置!
暇な人は投票してって下さいね。
暇じゃない人も…
定期的に項目は変える予定なんでゼヒゼヒ。


しっかし台風がぁ…
波デケェ〜ってばよ。
レーシックと登山でサボってたサーファーはまた筋トレからやり直しッス…
厳しい世界だこと。
posted by syoddy at 23:26| 宮城 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月03日

3日目 穂高へ

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このカップ、なにげに欲しい…
以前は販売していたとか。

北穂ブレンドを飲み干した後、小屋から1分。
標高3106m。北穂高岳に立つ。
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北穂小屋にいた人達で山頂は賑わっている。
ここは北アルプスの中で4番目の高さ。
ちなみに標高3180mの槍ヶ岳は2番目。
次に向かう涸沢岳は3番目で標高3110m。


死ぬ思いで大キレットを越えたのだったが、
実は、この北穂から涸沢岳の稜線っつーのも、
大キレットとほぼ同じくらい危険なハードルート。
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右側に見える、どこを歩くかもわからないような岩の稜線を歩き、
矢印の涸沢岳まで向かう。
最初に言ってしまうが、二度と行きたくないようなルート。
浮石、砂利が多く、垂直下降、横這いはもちろんの事、
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1箇所、掴まる場所がない両側に切れ落ちた幅1.5メートルほどの岩場。
ココは本当に怖かった。
突風でも吹けばイチコロである。
登っては下り、登っては下り…

大キレットが可愛く見えるくらい、激しさを増していった。




こんな場所であるから故に、ほとんど写真を撮っていない。
唯一撮ったのが稜線から振り返ると見える、遥か遠くの槍。
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調子良く滑れそうなデカい斜面が広がる。
もちろん冬に滑っている人はいるんだろうが、かなりのハイレベルなバックカントリーであることは間違いない。
我々のスキルではまだまだだろう。




写真がないのでいきなり飛んでしまうが、標高3110m涸沢岳に到着。
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もう精神的にグッタリ…
普通、登山でこんなに神経は使わない。
体力的に疲れるほうがよっぽどましだ。



涸沢岳に立つと、北アルプスの最高峰 奥穂高岳が姿を現した。
手前に見えるのは穂高岳山荘。
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この時点で午後1時。
実はこの先の予定は全く決めていなかった。
まあ、この下の穂高岳山荘で考えようっつーなんともアバウトな考え。
これも旅の楽しさだろうと思う。


小屋に着くと、大量の人で溢れかえっており、
本格的に始まったお盆のシーズンを描いていた。
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人ごみを潜り抜け、昼食。
またまたカレーとコーラ。
王道。


昼食をとりながら、早速地図を広げて会議。
あ〜でもないこ〜でもないと討論。
しかし、いい案が出てこない。
時間から見て、この穂高岳山荘から向かうようなところはない。
多少下ってしまう事は可能だったが、それも面白くない。


討論結果。
ここ、穂高岳山荘に宿泊。
時刻は午後2時。
やる事はなにもない。
でもそれが一番の楽しみだった。

それが決まった途端、外に飛び出し太陽を浴びる。
日差しは強く、雪渓を伝わって上って来る風はひんやりして心地よい。
足を投げ出して空を見上げる。
目の前には広大なアルプスの景色。
何もなくとも、何もいらないだろう。
仙台から、いや2ヶ月前から、なにげに慌しくここまで来た。
その恐ろしいほどゆっくりと流れる時間は、我々に至福の時を与えていただろう。
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30分ほど経った頃だろうか。
小屋が増して慌しくなってきた。
どうも今晩はパンパンで寝苦しそうだ。
その時、隣にいた人が、
「 今夜ぁ天気も良さそうだから、外で寝てもいいんでないか? 」
と言ってきた。
良く見れば大キレットから同じルートで来ていたカメラマンである。


それを聞いた男達は、装備品を確認。
いける!
寝床はある。あとは着込めばなんとかなるだろう!
またまたアバウトな考えで外泊決定。
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テントではないが、以前にもブログで紹介したツェルトを、
テント風に張り今日の寝床完成。
普通の人が見たらこんなところでは寝たくないだろうが、寝苦しい小屋よかましだと思われる。
加えて、ワクワク出来るという冒険心付だ。


それから日没までの3時間は3時間じゃぁなかった。
まるで魔法をかけられたかのような時間の流れ。
読書に没頭したり、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、
雲を観察したり、考え事をしてみたり。
こうやって書いているだけでも、あの時間に戻りたいと思う。
そんな贅沢な時間がそこにはあった。






午後6時半。
奥穂高岳が真っ赤に染まり、日没がやってきた。
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幻想的なグラデーション。溜息が止まらない。
この2日間、夕焼けは見れなかった。これが初夕焼け。
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そして…
夕方から出てきた風によって、
我々の寝床は吹っ飛んだ…




まあ予想はしていたが。


めげることなく、風のないところを探し、
もう岩の上でそのまま寝る事に。
そのままって言っても、下に敷くマットはあるし、
シーツ、シェラフカバー、ダウンジャケットもある。
朝露に濡れないように、靴とかを保護しておけば大丈夫だろう。


というわけで3000mという場所で野宿決定!


ご近所さんも感心していた。
「 お兄さん達ぁすげ〜ね! 」
ってさ。
まあ、あのツェルトじゃこの状態となんら変わらないと思うけど。




なぜここまでして、下らなかったか?
時間はあったし、下っておけば最終日の工程が楽になる。
理由は一つだった。
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僕らは星空を見ていなかった。
1日目 槍沢ロッジは森の中。
2日目 南岳小屋はガス。
明日は最終日だから仙台に帰らなければならない。


だから星を見れるとすると、今日しかなかったのである。
少々下っても見れるだろうが、そこはこだわり。
やはりこの穂高から見たい。
そしてこの8月12日、ペルセウス座流星群の接近日でもあった。
おまけに空は快晴。
これほどの待遇があって良いのだろうか?
空は星で真っ白である。
(上の写真の白いモヤは天の川)

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寝っころがって、どこにも焦点を置かずに星空を眺めていると、
目の前にある画面に白い光がパァーっと流れる。
いくつの流れ星を見たかわからない。
願い事なんていくらでも出来る。
大中小と大きさは様々。
一番大きかった流れ星を見た視界をPCのモニターで例えるならば、
右端20%から左端20%までパァ〜ンと。
わかりずらいか…



明日は最終日。
長かった旅も明日で終わり。
そんなことを考えているといつ寝ればいいのかもわからず、
僕はずっとこの星空を眺めていた。





就寝22時。
本日の移動距離3.2キロ。
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posted by syoddy at 23:38| 宮城 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 北アルプスを終えて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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